アエリア、2016年12月期は赤字拡大も、今期黒字転換を見込む

【決算概要】

 アエリアが2月15日に発表した2016年12月期(2016年1月~2016年12月)決算は、最終損益21億4700万円の赤字(前年同期は7億7800百万円の赤字)となり、前期から赤字が拡大した。売上高は59億600万円(前年同期比41.1%増)、営業損益16億500万円の赤字(前年同期は6億1200万円の赤字)だった。
(出典)株式会社アエリア 2016年12月期 決算説明会資料 p.4

【セグメント別状況】

 同社の事業セグメントは、ITサービス事業とコンテンツ事業からなる。

<ITサービス事業>
 ITサービス事業は、子会社のファーストペンギンを通じて提供するオンライン電子出版に特化したアフィリエイトプラットフォーム「infotop」、同じく子会社のエアネットが手がけるクラウドサービスなどからなる。
 2016年12月期は、ファーストペンギンやエアネットが安定した収益を獲得し、売上高は39億1000万円(前年同期比29.6%増)、営業損益は3億1600万円(同34.7%増)だった。(出典)株式会社アエリア 2016年12月期 決算説明会資料 p.9

<コンテンツ事業>
 コンテンツ事業では、アエリアや、リベル・エンタテイメントをはじめとする子会社を通じて、スマートフォン向けゲームやモバイルコンテンツの企画・開発、キャラクターグッズの販売などを行う。リベル・エンタテイメントの手がける「アイ★チュウ」や「A3!(エースリー)」などのスマートフォン向けゲームが主力となっている。
 2016年12月期の売上高は20億7900万円(前年同期比64.7%増)、営業損益は19億円の赤字(前年同期は8億2400万円の赤字)となった。前期に連結子会社化したリベル・エンタテイメントなどが通期に渡って業績に寄与したが、連結子会社3社の収益見通し低下によるのれんの一時償却額14億6900万円が大きく響いたほか、新作の開発費用や広告宣伝費が先行した結果、赤字拡大につながった。(出典)株式会社アエリア 2016年12月期 決算説明会資料 p.10

【見通し】

 2017年12月期は、1月のリリース以降好調を維持するスマートフォン向けゲーム「A3!(エースリー)」や今夏リリース予定の新作が業績に貢献するほか、のれん償却費の減少に伴い、売上高67億円、営業損益6億円、最終損益5億円と増収増益となることを同社は見込んでいる。
 安定した収益を生むITサービス事業の基盤強化を進めるほか、コンテンツ事業においては、ニッチ・マーケットを深耕しつつ、 メディアミックスで幅広いユーザーへの訴求を図ることで、収益性の向上を狙う。


関連リンク

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でフォローしよう!

IR
Tagged with: , ,