カヤック、2016年12月期は利益が大幅伸長。今期は20%超の成長を狙う

【決算概要】

 株式会社カヤック<3904>が2月14日に発表した2016年12月期(2016年1月~2016年12月)決算は、最終損益4億7700万円(前年同期比82.7%増)となり、前年から大きく伸長。売上高は54億9700万円(同48.4%増)、営業損益は6億4300万円(同63.7%増)の増収増益となった。
(出典)株式会社カヤック 平成28年12月期決算説明会資料 p6

【セグメント別状況】

 同社の主な事業セグメントはクライアントワーク事業、ソーシャルゲーム事業、Lobi事業(ゲームコミュニティ事業)となっている。

<クライアントワーク事業>
 クライアントワーク事業は、クライアントのマーケティング及びブランディングを目的として、新しい技術を用いて話題となるプロモーションキャンペーンを提供している。
 2016年12月期は、業務提携の促進やVR等の新しい技術への積極的取り組みにより、売上高14億1300万円(同20.4%増)となった。

<ソーシャルゲーム事業>
 ソーシャルゲーム事業は、主にスマートフォンを対象としたソーシャルゲームを提供しており、「共闘スポーツRPG」を軸にタイトルを展開。
 「ぼくらの甲子園!」シリーズ最新作「ぼくらの甲子園!ポケット」が順調に推移したほか、株式会社ガルチの子会社化など事業規模を拡大することで、売上高31億700万円(同53.3%増)と大きく増収した。

<Lobi事業>
 Lobi事業は、スマートフォンゲームに特化したコミュニティを手がける。
 ゲームの魅力を引き出す機能の拡充や連携タイトル数増加、ユーザー向けの直接課金サービスの開始などの結果、売上高6億7100万円(同86.7%増)と引き続き成長。
(出典)株式会社カヤック 平成28年12月期決算説明会資料 p32

【見通し】

 2017年12月期は、クライアントワーク事業とソーシャルゲーム事業が引き続き業績を牽引し、売上高66億円、営業損益8億円と前年同期比20%超になることを同社は見込んでいる。新しい技術とアイデアによりクライアントワーク事業の収益の拡大および安定化を図るほか、今までのノウハウを活かしつつ子会社とのシナジー創出を基盤として、運用力の向上とタイトル数を増加させることでソーシャルゲーム事業の収益拡大を目指す。
(出典)株式会社カヤック 平成28年12月期決算説明会資料 p34

 Lobi事業については、広告商品の一部がApp Store審査ガイドラインに抵触する懸念点から、広告売上が下がることを見込み売上高3~5億円としている。今期はビジネスモデルの再構築として、広告売上中心からコミュニティの価値を活かした収益構造に転換することを図る。
(出典)株式会社カヤック 平成28年12月期決算説明会資料 p26


関連リンク

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でフォローしよう!

IR
Tagged with: , ,