モバイルファクトリー、1Qは増収増益で四半期過去最高益 『ステーションメモリーズ!』を主軸とした位置情報連動型ゲームが堅調に推移

【決算概要】

 株式会社モバイルファクトリーが4月21日に発表した2017年12月期第1四半期の決算は、売上高5億8,600万円(前年同期比21.6%増)、営業利益2億2,700万円(同50.4%増)、経常利益2億2,700万円(同50.4%増)、当期純利益1億5,700万円(同62.6%増)となった。

 位置情報連動型ゲームが好調に推移し、『ステーションメモリーズ!』を主軸とした増収増益計画はほぼ当初の予想通りに進捗。

(出典)2017年12月期 第1四半期 決算説明会資料 p9

(出典)2017年12月期 第1四半期 決算説明会資料 p10

【事業状況】

 位置情報連動型ゲームにおいては、クリプトン・フューチャー・メディアの『SNOW MIKU 2017』(2月3日~2月28日)、サンリオの『SHOW BY ROCK!!』(3月6日~3月31日)といった他社IPとのコラボイベントを実施した。

 3月15日には新作ゲーム『レキシトコネクト』の配信を開始。『駅奪取』は日刊スポーツ新聞社とのコラボイベント(1月31日~2月28日)を実施した。スマートノベルは最低運用のまま、計画通りに縮小している。

(出典)2017年12月期 第1四半期 決算説明会資料 p20

 着メロ等のコンテンツサービスでは、ソフトバンクのアプリ取り放題サービス「App Pass」で運営している『スタメロ – スタンプ&メロディとり放題』が堅調に推移した。

 サービス別に売上高を見ると、全体の売上に対する位置情報連動型ゲームの割合は、前年同期は48.4%、当第1四半期では59.6%に上昇しており、事業の軸足が位置情報連動型ゲームへシフトしていることがわかる。

 特に、最注力サービスとして位置づけている『ステーションメモリーズ!』は、独特の課金モデルで大きな収益源として貢献している。同作の課金要素は、「キャラクター収集/育成」のための一般的なガチャだけでなく、「駅収集」(位置情報の登録)をサポートする「ライセンス」(税込500円)と「レーダー」(税込300円)があり、両方とも位置ゲームを快適に楽しむには不可欠のアイテムだ。

 なかでも「ライセンス」は、通常一日の位置登録回数に制限あるところ、本アイテムを使用することで位置登録が30日間し放題になる。このように、月額課金のようなモデルを導入したことで、安定した収益に繋がっていると考えられる。

(出典)2017年12月期 第1四半期 決算説明会資料 p38

 広告・プロモーションについては、交通広告などを実施した前四半期に比べ、費用が大幅減となっている。イベントコスト、プロモーション費用の通期計画に対する第1四半期の使用進捗率は低くなっており、利益が先行して計上されたかたちだ。

【見通し】

2017年12月期通期の連結業績予想では、売上高24億8,600万円(前期比20%増)、営業利益7億6,100万円(同24.6%増)、経常利益7億4,700万円(同22.2%増)、当期純利益5億1,600万円(同25.4%増)としている。

(出典)2017年12月期 第1四半期 決算説明会資料 p23

 『ステーションメモリーズ!』は、継続して他社IPとのタイアップとO2Oイベントを実施すると共に、プロモーションを重点的に実施するという。直近では、ニュースアプリ『ハッカドール』との第2弾コラボ、京都市交通局との第2弾コラボを予定している。『レキシトコネクト』もプロモーションの強化を行う。スマートノベルは引き続き最低運用を続ける。コンテンツサービスは堅調であることから、広告宣伝費等を適切にコントロールしながら、安定収益を確保するとしている。


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