「お金より時間」「ググるよりSNS検索」――10代・20代の若年層から見るスマホゲーム事情を「TesTee」に訊く

PVやコンバージョン率といった定量的なデータはマーケティング戦略を導くものとして、ゲームアプリビジネスに限らず、広く活用されてきました。しかし、定量的なデータだけではユーザーの実態を把握することは難しいのも事実でしょう。

世代感覚やリレーションシップが重要視されるようになった昨今、注目を集めているリサーチサービスが「TesTee」です。TesTee10代・20代の若年層に特化したマーケティングリサーチを行っており、ゲームアプリに関する調査結果も積極的に公開しています。本稿では、TesTeeを運営する株式会社テスティーの代表取締役 横江優希氏にお話しを伺いました。

 

最近の子は“メールアドレス”を知らない?

株式会社テスティー
代表取締役
横江優希

 

――:様々なテーマで10代、20代を対象としたアンケート調査を実施していらっしゃいますが、ゲームアプリに関するアンケートも行われているのでしょうか。

横江優希氏(以下、横江):もちろんです。最近はゲームカテゴリ全体の調査に加え、『Super Mario Run』(任天堂)や『どうぶつの森 ポケットキャンプ』(同前)など、ゲームタイトルごとに絞り込んだ調査も行っています。『どうぶつの森 ポケットキャンプ』については、リリース時期が発表されたタイミングですぐに若年層へ認知度の調査を行い、タイムリーに調査結果を公開することができました。

▲『どうぶつの森 ポケットキャンプ』では、10代〜20代男女1,550名を対象に事前調査。シリーズの知名度を調査した結果、7割以上の若年層が知っていました(関連記事)。

▲同タイトルのリリースについては、10代女性の事前認知率が最も高いことが分かりました(関連記事)。

 

――:アンケート調査の結果は、テスティーが運営するメディア「TesTee Lab.」に掲載されており、参考にしているマーケターも多いと思います。

横江:ありがとうございます。テスティーは若年層を対象にスマートフォンの利用状況に特化した調査サービスを提供しており、TesTee Lab.は私たちのサービスを知っていただくための広報活動の一環として運営しています。アンケート調査は、新しい調査ツール提供を開始したタイミングで公開することもありますし、ゲームアプリにおいて注目タイトルの動向を追うこともあります。あるいは、ハロウィンやバレンタインのような季節行事をテーマにするケースもありますね。

 

――:ゲーム以外では、例を挙げると仮想通貨に関する調査結果もあり、非常に興味深い内容です。

横江:そうですね。調査テーマはトレンドを常に意識して決めています。

▲直近では、20代男女の「SNSと広告に関する調査」を実施。なかでも興味深いのは、PR、広告、AD表記に対する意識。気にしていない20代が約7割と判明しました(関連記事)。

 

――:若年層を対象に、スマートフォンに最適化された調査サービスを展開するようになったきっかけは何だったのでしょうか。

横江:私は数年前にネットリサーチの企業に在籍していたのですが、当時からアンケート調査はPCのブラウザから回答してもらう形式が主流で、スマートフォンがこれほど普及しているにもかかわらず、スマートフォンに最適化した調査手法がありませんでした。そこで、チャット形式でスマートフォンから手軽に回答できるアンケートサービスを新たに開発しました。それがアンケートリサーチサービス「TesTee」となっています。

スマートフォン・ファーストで調査方法を設計したことで、これまでなかなか調査に参加してもらえなかった10代、20代の人から有効な回答を得られるようになり、若年層の実態が明らかになってきました。

 

――:若年層のスマートフォン利用にはどのような特徴、傾向があるのでしょうか。

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