複数の人気IPタイトルの開発・運営を手掛けるドリコム。ゲームを盛り上げている要素のひとつがタイムリーなマーケティング施策です。では、なぜドリコムは迅速で確実なプロモーションを次々と打ち出せるのか。その秘密は、ドリコム独自開発のマーケティングツール「アソビフェス」にありました。
アソビフェスには、ドリコムがこれまで培ってきたマーケティングのノウハウが惜しげもなく詰め込まれているといいます。そこで、以前Active Mediaにもご登場いただいた同社の土倉康平 氏と、アソビフェスのディレクションを担当している橋本祐樹 氏に詳しいお話を伺いました。
新たに追加された「診断キャンペーン」含む4タイプが利用可能
株式会社ドリコム 執行役員
土倉康平 氏(写真右)
マーケティング部
橋本祐樹 氏(写真左)
――:アソビフェスはゲームアプリ特化のマーケティングプラットフォームということですが、サービスを開始して間もなく2年目になりますね。
土倉康平 氏(以下、土倉):実はそうなんです。ゲームアプリの運営では毎日様々なキャンペーンが展開され、タイミングも重要です。けれども、キャンペーンサイトを作るにはエンジニアやデザイナーの協力が必要で、マーケターが思い立ったときにすぐさま実施するというのはなかなか難しいのでないでしょうか。そこで、元々はドリコム社内で利用されていたツールをサービス化したのが「アソビフェス」です。アソビフェスの管理者ページから画像や文言を編集し、マーケター一人でも手軽にタイムリーにWebキャンペーンを始めることができるのが特長です。
橋本祐樹氏(以下、橋本):当初は無料で提供していたのですが、企業ごとのプライベートサービスとして利用したいというご要望が寄せられるようになり、機能拡張と共に有償サービスとして展開させていただくこととなりました。アップデートでは、ドリコムの人気タイトル『ダービースタリオン マスターズ』や『フルボッコヒーローズX』で培われたノウハウをぎゅっと詰め込みましたから、誰でも簡単に最適なタイミングでキャンペーンを開始できるようになっています。
▲「アソビフェス」管理画面
――:ここ2年間でゲームアプリ市場は大きく変わりました。アソビフェスの活用シーンも変化がありましたか。
土倉:ここ最近になってアソビフェスのユーザーが急増しました。これまでも積極的に販売活動を展開していたわけではなく、ドリコムが関わってきたタイトルで利用されるケースが多かったのですが、段々とゲームアプリを運営する企業さんからお引き合いをいただけるようになってきました。ゲームアプリ市場が成熟化したことで、各社ともユーザーコミュニケーションや継続的な施策に重きが置かれるようになったのだと思います。そういった背景から、マーケティングのアジリティを高めるためにアソビフェスが選ばれるようになったのではないでしょうか。
――:では、具体的にアソビフェスでどのようなキャンペーンを行うことができるのでしょうか。
橋本:現在ご利用いただける施策は4タイプです。
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