(左から、Septeni Japan株式会社 大久保氏、株式会社ディー・エヌ・エー 川口氏、合同会社DMMGAMES 川端氏、KLab株式会社 柴田氏)
2018年4月19日、東京・渋谷にてスマートフォンゲームのマーケティングイベント「Next Marketing Summit 2018」が開催された。
第2回目の開催となる「Next Marketing Summit」は、800人のマーケターと業界関係者が一同に集う大規模なビジネスイベント。当日開催されたセッションのうち、本稿ではB会場で行われた「「しくじ〇先生」セッション!マーケティングの達人が語る!過去の失敗とそこから得た学び」の様子を紹介する。
登壇者は、KLab株式会社の柴田和紀氏、株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)の川口隆史氏、合同会社DMMGAMESの川端祐喜氏と、“しくじり”とは縁遠そうなマーケター3名が揃い、モデレーターはSepteni Japan株式会社の大久保亮氏が務めた。
【登壇者情報】
<スピーカー>
柴田 和紀 – Kazunori Shibata
KLab株式会社
執行役員 マーケティング部 部長
しばやん(柴田和紀)はKLabでファンとのコミュニケーションを大切にしながら生放送を担当しています。総合広告会社東急エージェンシーにて飲料、化粧品、トイレタリーの商品AE業務を担当(1999~2006)。ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントにて専門チャンネル「ANIMAX」「AXN」の企画営業としてエンターテインメント業界を担当(2006~2014)。ポケラボ(2014~2015)。ずっと広告宣伝マーケティングの分野でクライアントのために働いてきましたが、グローバル展開するエンターテインメントコンテンツブランドを目指して初めて自社プロダクトのための仕事をKLabでしています。
川口 隆史 – Takashi Kawaguchi
株式会社ディー・エヌ・エー
宣伝部デジタルマーケティンググループ グループマネージャー
1983年生。2009年に株式会社ディー・エヌ・エーに新卒入社。2012年からマーケティング領域に従事し、Mobageの会員獲得目的の広告出稿担当、アプリマーケティングの立ち上げ担当、様々なゲーム/エンタメアプリのデジタルマーケティング担当を経て、2016年よりゲーム領域のデジタルマーケティング責任者に。まだどこの企業も実現していない新しい効果的なマーケティング手法をみつけるため、日々メンバーと共に試行錯誤中。
川端 祐喜 – Yuki Kawabata
合同会社DMMGAMES
企画営業本部 本部長 マーケティング統括
1983年生。大学卒業後、健康食品会社、OA機器などの営業に従事。その後2008年にDMM.com laboに入社。コミック、マッチングサービス、FX、パチタウンなど様々な新規サービスのプロモーションを担当。2011年にDMMGAMESの事業立ち上げメンバーとして参画。マーケティング本部長としてプロモーション全般を管理。2018年3月より新体制へ。
<モデレーター>
大久保 亮 – Ryo Okubo
Septeni Japan株式会社
第三アカウント本部第二営業部 部長
2011年セプテーニに新卒入社。セプテーニ内でアプリプロモーションに特化した営業部門を立上げ、その後一貫しその業務に従事。複数の大型プロモーションを成功に導き、またアプリマーケティング関連のセミナー登壇等の功績が認められ、2014年4月に大手ゲーム系広告主にフォーカスした営業部門マネージャーに就任。2018年1月よりアプリ系広告主を中心に担当する営業部門長に就任し、現在に至る。
■あえて成功の陰を語る
大久保:本日モデレーターを務めさせていただきます、Septeni Japanの大久保です。本日は「しくじ◯先生」セッションです。皆さんご存知だと思いますが、あのテレビ番組「しくじ◯先生」をモチーフにした企画になっています。テーマとしては“マーケティングの達人が語る、過去の失敗とそこから得た学び”ということで、今日は素晴らしい3名の先生方に集まっていただいたので、色々とお話を聞いていければと思います。
川端:ずっと考えていたのですが、なんで僕たちがしくじり先生の講師なんでしょう(笑)。いかにも我々に“しくじりネタ”があるみたいな、そういうイメージで思われてそうですけど、どうなんですか嶺井さん。
嶺井:えっと……ネクストマーケティング代表の嶺井と申します。皆さんに失敗しているイメージがあるわけではなく、むしろ大活躍されている方にオファーさせていただきました。活躍の陰には必ず失敗があるだろうと。やっぱり皆さん、メディアで持ち上げられ過ぎな面もあり、華やかな話ばかりで、失敗談もきっとあるだろうと思ってオファーしました。決して失敗のイメージがあるわけではないです!
川端:オファーされたときにこういうお話がなかったものですから(笑)。
大久保:あれ? 川端先生は、しくじりエピソードを持っていないんですか?
川端:……持っています。
大久保:ありがとうございます(笑)。
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