UUUM、アドセンス収益や広告収益の増加による大幅な増収増益 新作ゲームアプリ『Yの冒険R』に言及も

【決算概要】

 UUUM株式会社は1月11日に2018年6~11月の第2四半期累計の連結決算を発表した。売上高87億4600万円(前年同期比79.5%増)、営業利益7億2000万円(同178.5%増)、経常利益7億2400万円(同192.3%増)、最終利益4億5100万円(同183.1%増)と、予想を上回る大幅な増収増益を達成した。

 この結果は動画広告市場の成長(前年比34%成長)を上回る売上成長(前年比73%成長)を実現したこと、中でもアドセンス収益や広告収益の増加、所属クリエイターによるグッズ販売の好調によるところが大きい。

(出典)2019年5月期第2Q決算説明資料p.14

(出典)2019年5月期第2Q決算説明資料p.4

(出典)2019年5月期第2Q決算説明資料p.6

【事業状況】

 2018年11月2日に提供を開始したスマートフォン向けゲームアプリ『Yの冒険R』は、100万ダウンロードを突破した大ヒットゲーム『Yの冒険』(『上原の冒険』をベースにUUUMが2014年12月に提供開始した2D横スクロールアクションゲーム)の続編。動く床、時限式床増殖装置、砂のアリジゴクトラップなど、様々なトラップが仕掛けられた、2D横スクロールアクションゲームで、いわゆる「死にゲー」としてのやり込み要素満載の作品となっている。

 本作では、HIKAKIN、はじめしゃちょー、フィッシャーズ、東海オンエアなど、ステージに応じて段階的に100人以上のUUUMクリエイターが登場。リニューアル・リリース後に40万ダウンロードを突破した。

(出典)2019年5月期第2Q決算説明資料p.19

 また、2018年6月には大手IPホルダーである株式会社カプコン、株式会社レベルファイブと著作物について包括的許諾を受けたと発表。

 ゲーム実況動画はYoutubeでも人気のあるジャンルであったが、条件付きで動画配信を推奨しているゲームメーカーがある一方で、無許諾の実況配信動画を黙認しているケースもあった。提携先であるゲームメーカーにとってはタイトルの認知度向上や幅広い層への訴求効果が期待される。UUUMは「健全なゲーム実況動画を作り出す」としている。

(出典)2019年5月期第1Q決算説明資料p.18

【見通し】

 19年5月期の営業利益見通しを8億5,000万円から11億円へ上方修正。

 また、新計画の前年同期比では売上高159億円を190億円へ上方修正、当期利益5億2,400万円を6億6,600万円へ上方修正した。

(出典)2019年5月期第2Q決算説明資料p.36

(出典)2019年5月期第2Q決算説明資料p.39

決算説明会で代表の鎌田氏は「インターネット動画業界でのシェアを広げていきたい。戦略的な投資を引き続き行っていきたいと考えています。戦略投資を行う項目としては、もっと大きなクリエイターさんのサポートをしていきたいということで、サポート体制の強化。(略)いろいろなクリエイターが、より多岐にわたって活動を広げていきますので、そこに対しての市場開拓をしていくことへの投資」と語った。

決算説明会で言及されたゲームタイトルは『Yの冒険R』だけであったが、U-FES.2018で実況プレイされたパズルゲーム『おいしいじかん』や大人気ホラーゲーム『青鬼』の新作『青鬼オンライン』など、多数のゲームタイトルを手掛けている。

【関連リンク】

> 2019年5月期第2Q決算説明資料

> 2019年5月期第1Q決算説明資料 

> 『おいしいじかん』

> 『青鬼オンライン』

 

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