LINEは、カジュアルパズルゲーム『LINE:ディズニー ツムツム』において、オリジナルの「ツム顔」を作成できるサービス「ツム顔メーカー」を2017年9月5日に開始しました。
「ツム顔メーカー」とは、約400種類以上のパーツから自由に組み合わせ、自分だけのオリジナルの「ツム顔」を作成することができるサービスです。肌の色や髪型・目・鼻・頬・首元・手のパーツはもちろん、ディズニーキャラクターをモチーフにしたパーツ・アクセサリーなどの小物のパーツも取り揃えており、バリエーション豊かな「ツム顔」を作り出せます。
作成した「ツム顔」にはゲーム内のスキル風の紹介文を添えることができたり、完成した「ツム顔」がBOXから登場したりと『LINE:ディズニー ツムツム』らしい演出も盛りだくさん。さらに、自分だけのオリジナルの「ツム顔」を作成できるだけでなく、『LINE:ディズニー ツムツム』のオープニング画面のように「つむ」ことや、作成した「ツム顔」にメッセージをつけて「LINE」のトークやSNSに投稿することも可能です。
▲ツム顔メーカー 特設サイト:https://www.tsumgaomaker.jp/
そして「ツム顔メーカー」開始後は、大型マスプロモーションも実施していないにも関わらず、App Storeの無料ダウンロードランキングで『LINE:ディズニー ツムツム』が急上昇! まさに「ツム顔メーカー」が新規・休眠ユーザーの流入に寄与したと考えられます。
果たして「ツム顔メーカー」はどのような想いで制作されたのでしょうか。「Active Media」では、本サービスの仕掛け人であるLINEの佐野由生子氏にインタビューを実施。「ツム顔メーカー」の誕生秘話から成果まで様々な切り口からお話を伺ってきました。
Twitterトレンドランキングで1位! 予想を大きく超える結果に
LINE株式会社
ゲーム事業本部 ゲームマーケティングチーム
佐野由生子 氏
――:本日はよろしくお願いします。佐野さんは『LINE:ディズニー ツムツム(以下、ツムツム)』のマーケティングを担当なさっていると伺っていますが、具体的なお仕事の内容を教えてください。
佐野由生子氏(以下、佐野):『ツムツム』を中心にLINEゲームのマーケティングを担当しています。オンラインだけでなく、オフラインも含めて、企画から携わっています。
――:今思えば『ツムツム』は運営4年目ですね。カジュアルゲームの中では長寿タイトルと言えるのではないでしょうか。
佐野:はい、来年の1月には4周年を迎えます。お陰様で今でも沢山のユーザーに遊んでいただいています。
――:運営が長期化する中で、ユーザー層や遊び方の変化はありましたか。
佐野:ユーザーのゲームへの接し方という面では、実はそれほど大きい変化はないんです。年齢層も多少の差はありますが、幅広く分布しています。可愛らしいデザインのゲームなので女性ユーザーが多いように見えますが、実際には男性のユーザーも決して少なくありません。
――:ということは、施策のプランニングでは、ターゲットを年齢層や男女であまり絞り込まないようにしているのでしょうか。
佐野:全く絞り込まないわけではありませんが、まず何よりも『ツムツム』のユーザーに楽しんでもらえる施策を大事にしていますね。
――:なるほど。その一環として、9月に展開されたキャンペーンサイト「ツム顔メーカー」があるんですね。反響はいかがでしたか。
佐野:はい。予想を超える利用者数となりました。TwitterなどSNSでも広く話題になり、テレビなどマスメディアでの露出にも繋げることができました。
これまで『ツムツム』のマーケティングは、ディズニー作品と連動する形を中心に展開してきました。ディズニーの新作映画が公開されると、同時に関連キャラクターがゲームにも登場するという具合ですね。ですが、「ツム顔メーカー」は『ツムツム』単独のキャンペーン施策として好評を得ることが出来ました。従来の手法とは異なる展開ができた点が特に良かったと思います。
――:「ツム顔メーカー」制作のきっかけは何だったのでしょうか。
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