変化する日中ゲーム市場。中国ゲーム会社は日本進出をどう捉えているか【SESSION5-C #1】

(左からSmartly.ioの坂本氏、崑崙日本株式会社の北阪氏、IGG Inc.の森岡氏、株式会社Yostarの李氏)

2019年4月16日、東京・新宿にて国内最大級のアプリマーケティングイベント「Next Marketing Summit 2019」が開催。

第3回目の今回は、3会場同時進行にて過去最多の14セッションを実施。スマートフォンゲームをはじめ、ニュース、マッチング、ファッションなど多様なジャンルのキーマンが熱いディスカッションを繰り広げました。

本稿ではC会場で行われた「変化する日中ゲーム市場。中国ゲーム会社は日本進出をどう捉えているか」の様子を紹介。登壇者は、崑崙日本株式会社の北阪幹生氏、IGG Inc.の森岡夢信氏、株式会社Yostarの李 衡達氏の3名。モデレーターは、Smartly.ioの坂本達夫氏が務めました。

【登壇者情報】
<スピーカー>
北阪 幹生 – Mikio Kitasaka

崑崙日本株式会社
副社長

15年間、中国のゲーム会社の人間として日中イン・アウトのビジネスに従事。一言でまとめると「ゲーム×中国」分野でやってる人。03年単身中国上海に渡り、現地デベロッパーWinkingに入社。大手日本企業との中国市場向けPC-MMO開発PJに携わる。09年帰国し上海のPCのブラウザゲーム開発/運営会社UltiZenの日本支社立ち上げ。11年同社のレッド・エンタテインメント買収を機にレッドに転籍。13年中国パブリッシャー崑崙の日本支社副社長就任。

森岡 夢信 – Yumenobu Morioka

IGG Inc.
マーケティング事業部 マネージャー

学生時代に中国への留学を経験し、中国の魅力に惹かれる。新卒でネット広告代理店に入社。国内/国外の広告企画営業を経て、IGGへ入社。オンラインからマスマーケティングまで幅広く経験し、マーケティングマネージャーに就任。加えて広報部署の立ち上げや、協業/IP案件も担当し、日本支社の拡大を担う。

李 衡達 – Koutatsu Ri

株式会社Yostar
代表取締役社長

スマホゲームアプリ『アズールレーン』の日本におけるローカライズ・マーケティング施策を担当。

<モデレーター>
坂本 達夫 – Tatsuo Sakamoto

Smartly.io
Japan Sales Director

海外テックプロダクトの日本展開スペシャリスト、モバイルアプリのデジタル広告の第一人者。東京大学を卒業後、楽天を経て、AdMob(Google)、AppLovinとグローバルNo.1のアプリ広告プラットフォームの日本展開をリード。ハイパーカジュアルゲームのトップパブリッシャーLion Studiosに従事した後、2019年2月、ヘルシンキ発マーケティング・テクノロジー・スタートアップ「Smartly.io」に日本第一号メンバーとして参画。エンジェル投資家。2児の父。
 

■日本に進出する中国ゲーム企業の規模感

坂本:よろしくお願いします。今回は中国のゲーム企業が日本進出をどう捉えているのか、中国ゲーム会社のお三方にお聞きしたいと思います。まずは、それぞれ自社紹介をお願いします。

北阪:北京に本社を構える崑崙は、設立から11年目になる会社です。2015年1月に中国の深センで上場し、現在従業員数は1,200名ほど。業務内容は、スマートフォンゲームの開発・運営を行っており、日本ではリリースから2年以上になるMMOタイトル『Goddess~闇夜の奇跡~』を運営しています。会社の特徴としては、他の2社さんよりも日本進出が早かったところだと思います。

森岡:IGGは、本社が中国の福建省という、ゲーム会社はほとんどない二級都市にあります。飛行機の直行便が1日1本しか通っていないような場所ですね。子会社は14ヵ所あり、法人化していない場所を含めるとさらに数は増えます。日本に進出したのは2015年なので、そこまで早くありません。有名な自社タイトルは『ロードモバイル』で、中国のスマホゲームの海外売上では年間1位を獲得しています。弊社の特徴は、日本にスタジオを構えており、日本のメンバーで新しいゲームを作っているところですね。

:弊社は他の2社と比べると若い会社という特徴があります。実際に日本支社が立ち上がったのは2017年1月で、中国の本社もそこまで長くありません。2017年の秋に『アズールレーン』というゲームをリリースして、おかげさまでそこそこヒットしています。会社としては、パブリッシャーとして1年半も新作が出てない状態なので、今年はバンバン新しいものを出していこうと思っています。

坂本:まずお聞きしたいのは、みなさんの会社にとって“日本がどんな立ち位置として見られているか”です。

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